山椒の木とアゲハチョウ
山椒の木とアゲハチョウ
アゲハチョウは、山椒やカラタチに卵を産みます。
卵からかえった幼虫は、その葉を食べて育ち、何回か脱皮を繰り返しサナギになります。
夏の暖かい間は、そのままサナギからアゲハチョウに変わり優雅に飛んでいます。
寒さが厳し頃になると、サナギはアゲハチョウにはならず、サナギのまま冬を越し、暖かい季節になってからアゲハチョウになり空を飛び始めます。
先日実家に寄ると庭に、鉢植えの山椒の木がありました。
聞くと、ホームセンターで買って来た山椒の木で、木の芽をお料理に添えるために購入したとのことです。
私は、小学生から中学生に掛けて、蝶が大好きでした。
モンシロチョウ、ヤマトシジミ、アゲハチョウ、など身近にいる蝶の幼虫は家で飼ってふ化させていました。
そんな訳で山椒の木を見たりすると、何処かにアゲハチョウの幼虫がいないか気になって探してしまうのです。
実家のホームセンターから購入してきた山椒の鉢植えに、幼虫が一匹と、卵が三つ見つかりました。
実は、私の自宅の庭には次の写真のような立派な山椒の木が有ります。
幼虫がいないか気になって、時たま探してみるのですが見つけることが出来ません。
そうしたら、ホームセンターから買ってきた山椒の鉢植えに、アゲハチョウの幼虫がいたのです。
日当たりとか、風通しとかの環境の違いでしょうか。
久しぶりに出会えたアゲハチョウの幼虫と卵が懐かしくて、嬉しくなりました。
ただ、父は、私と違って蝶には興味がありません、見つからないまま育って欲しいと願うばかりです。