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新粋染のゆかた

新粋染のゆかた


東京本染ゆかたの老舗「株式会社・新粋染」のゆかたが入荷してきました。


新粋染のゆかた


長板中形染や注染で染めた東京本染ゆかたは、夏の風情を感じさせてくれる小粋なゆかたです。

今回入荷した東京本染めゆかたは、ローケツ染め、変わり生地、長板中型染め(長板本染め)などです。

特に、無形文化財・長板中形染は、綿絽の生地に伊勢型紙で表裏に防染糊をして型置きし藍染で染上げています。


新粋染のゆかた 長板本染め


新粋染のゆかた 長板本染め


一枚の長板染めゆかたが出来上がるまでの、各工程を簡単に説明します。

1.長板に木綿生地を敷きのばし貼り付けます。

2.長板に貼った生地の上に型紙置き、へらで糊置きを行います。

3.型紙をづらし、糊置きをする作業を繰り返し、表面全面に糊置きをします。

4.生地を裏返し、糊置きをした表面の柄に合わせるように型紙を置き、裏面から糊置きをします。これで、表面と裏面の両面の同じ位置に、型紙を置いて糊置きをすることになります。表面と裏面の糊置きがピッタリ合わないと、染めた時に柄がぼやけてしまいますので、難しい熟練の技が必要となります。

5.生地を藍瓶の中浸して引き上げ、空気に当てて乾燥させる作業を数回繰り返し染めあげます。

6.水洗いして、防染糊りを完全に落として乾燥させます。

憧れのゆかたとして、いつかは持ちたい一枚ですね。

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