畳表雪駄－三枚芯

高級雪駄の定番品、畳表雪駄です。

畳表の雪駄とは、足を乗せる畳表部分の裏側に通常の草履より固くて厚い茶色の牛革（象皮底）を使い、ゴム製のかかとゴムか本革のかかとを付けた履物の事です。

　　

畳表と表現していますが、い草ではなく実際は竹皮で作られています。

本革のかかとの場合、滑り止めのためにゴムが付けられていることも有ります。

本品のかかとには、ゴム製のかかとゴムが使われています。

かかとゴムは、かかとの減り止めになるとともに滑り止めにもなります。

本雪駄は、足を乗せる表部分と底の部分の間に、三枚草履の芯が入る三枚芯の雪駄です。

　　

　　

畳表の台は職人さんが丁寧にきめ細かくピッタリと編んでいるため、目が詰まって肌触りがよく履き心地が違います。

鼻緒は、黒の本革で鼻緒の裏地には黒のビロードを使用しており、足に優しい作りになっています。

参考ですが、本雪駄は、京都・夢衣製の品になります。

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