ゆかた - 月極広告
ゆかた - 月極広告
おはようございます。
諏訪地方で発行されている「長野日報」と言う新聞があります。
地元の多くの世帯で購読されています。
新聞には、月極(つきぎめ)広告と言う広告が有ります。
月極広告とは、毎月2回掲載とか毎月4回掲載とか、掲載回数を決めて掲載日は新聞社におまかせの広告です。
掲載日を指定できない事や、毎月継続して広告を出す事から、料金は割安に設定されています。
その様な利点も有り、地元の商店や企業が多く利用しています。
当店も毎月2回掲載しています。
6月までは、「きものクリニック」の広告でしたが、7月から「ゆかた」の広告にしました。
当店では、仕立て上がったプレタのゆかたは取り扱っていません。
どのゆかたも、お客さまの寸法に合わせてお仕立てしています。
5年~6年前までは、4月に就職した人が夏を迎えるに当たって、ゆかたや半幅帯を新調して下さいました。
しかし、ここ数年、そういったお客さまが減ってきています。
8月15日に毎年開かれる諏訪湖の花火には、多くの男女がゆかたを着ている姿を見かけます。
ですから、ゆかた離れという事はないと思います。
感じる事は、元々は呉服店が扱う商品だと、小売店も消費者も思っていたゆかたが、呉服店だけの商品ではなくなったと言う事です。
洋服感覚と同じ商品になって来たのです。
ですから、プレタのゆかたを、スーパーなどで気軽に購入する人が増えているのです。
呉服専門店は、品物量や価格面で対抗する事は出来ませんし、対抗する必要もないと思います。
スーパーと違う土俵を用意するしか有りません。
絞りのゆかた、本染めのゆかた、長板染めのゆかた、紬のゆかたなどを揃え、お客さまのサイズに合わせてお仕立てをする。
そんな、ゆかたを、大切に販売していきたいと思っています。