絞りのゆかた
絞りのゆかた
みなさん、こんにちは。
昨日までの暑さも、今日は落ち着いた感じで、過ごしやすい一日でした。
先日、「長板染め」のゆかたを紹介させていただきました。
今日は、「絞りのゆかた」を紹介いたします。
「絞りのゆかた」は、生地を糸で絞り、そして染めて模様を出してゆきます。
愛知県の有松・鳴海地方が有名な産地になります。
余談ですが、15年ほどの度前でしょうか、有松絞りを始めたと言われている竹田庄九郎の生家、「竹田嘉兵商店」へ、絞りの勉強を兼ねて訪れたことがあります。
竹田庄九郎が絞りを始めてから約450年経つ事を聞きながら、立派なお屋敷と庭園、それと絞り会館を堪能してきました。
絞りゆかたは、独特の凹凸感のため、べたっと肌に張り付く感覚が少ないゆかたです。
そのため、通気性や着心地も良く、「絞りのゆかた」を一度着ると、平織りのゆかたはもう着ないで、絞りのゆかたばかり着ているという方もいます。
絞りのゆかたの、その軽い着心地は、「ゆかた」の着心地よさを感じさせてくれます。
色々な種類の地色や柄の絞りのゆかたを取り揃えていますので、お近くへお越しの際は、ぜひ除いてみてください。